こんな薬剤師さんは素敵だ!こんな薬局は嫌いだ!

「かかりつけ医」を持つように「かかりつけ薬局」を持つことが近年は推奨されていますが、患者の立場としてはついつい自分の都合のいい、アクセス便利な薬局をその都度選んでしまうという傾向がありますね。かくいう私も、そんな「薬局ジプシー派」。それゆえ、これまでたくさんの薬局通いを経験してきました。結果、その副産物として見えてきた「薬局&薬剤師事情」。そこで、私がこれまでに感じた「イイ薬局」「イマイチ薬局」について記してみたいと思います。まずは、「この薬剤師の対応はすばらしい!=イイ薬局」編から。

私が長く懇意にしている個人薬局の薬剤師。風貌は、ふくよかで柔和なお顔立ち。見るだけで病気が癒されそうな雰囲気をまといながら窓口で出迎えてくれます。そして、薬を渡す時も、必ず一言二言、やさしく声をかけてきます。「新しく咳の薬が処方されていますが、まだ続いていますか?今回のお薬は少し強いですが、その分、効き目もいいでしょう」「〇〇ちゃん(お子様)、これを飲むと熱が下がりますから、楽になりますよ。食欲も出るでしょうから、下がった時に栄養を摂るようにするといいですね」などとアドバイス。どの患者さんにも、もれなく。

窓口で「服薬指導」することも薬剤師の業務ですから、当たり前といえば当たり前ですが、彼女の場合は、言葉の中に業務を超えた「親身な温かさ=サービス」を感じます。もちろん、こちらからの薬の質問にも的確に丁寧に説明してくれます。「ちょっとクドイんじゃない?」と思うぐらい(高齢者には繰り返しの説明が大切らしい)。そうなると、一人の患者さんにかける窓口対応の時間が長くなるのですが、誰も文句を言いません。自分の番が来た時、彼女から対応してもらえることがうれしいからです。

私は、彼女のような薬剤師を後にも先にも知りません。このことは、その薬局に通う患者さんたちも感じていることらしく、こんなエピソードも聞きました。彼女がリタイヤを決意し、他の薬剤師にバトンタッチすることを伝えようとした時、患者さんたちから反対の声が上がったそうです。「もう〇〇さんには会えないんですか?悲しいです。困ります」と。まさに、「薬剤師にファンが付く」例でしょうか。普通、患者は「医師に付く」「病院に付く」ものですが、このケースのように患者が「薬剤師に付く」というのはとてもレアなことに思えました。こんな薬剤師さんは素敵ですね。彼女の立場からいえばこれこそ「薬剤師冥利に尽きる」のではないでしょうか。

対して、「こんな薬剤師さんは嫌だ=イマイチ薬局」の例をご紹介したいと思います。お薬を渡して、こちらの顔も見ずに、「ハイ次の方!」みたいな失礼な対応。飲み方など最低限の説明はしますが、さっさと終わらせたいという態度が見え見え。逆に、職務に忠実なあまり、いろいろ過去の病歴を根ほり、葉ほり聞きたがる人。まっ、お仕事だし、必要な情報とあらば仕方のないことですが、個人情報と考えれば答えたくないケースもあり、「お薬手帳がすべてです!」と開き直りたい時もあります。そんな配慮がない薬剤師もNGです。

さらにこれは論外ですが、白衣の着こなしがだらしなかったり、清潔感が足りなかったり、身だしなみに無頓着な人もNG。偏見、差別を承知でいえば、主に男性薬剤師に多いタイプのような気がします。女性の立場でいえば、白衣姿も爽やかに、ヘアスタイルも今風に決めて、やさしく丁寧に対応してくれる男性薬剤師さんなら大歓迎です。あっ、もちろん、女性薬剤師さんも同様です(笑)。

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